★まずは、社外OA顧問のみなさまへ。アドバイスありがとうございますm(_ _)m この週末中になんとかします。(ということはまだ放置中・・・。)★
移植医療というのがあります。機能不全となった臓器を、正しく機能している臓器と交換(移植)するソリューションです。母はこの移植医療を受け、長い長いあいだ闘ってきた病が、ぐんぐんと改善しています。まるで別人のようです。まるで生まれ変わったようです。食べたいものをおなかいっぱい食べられるようになりました。そして、よく笑うようになりました。
移植医療を受けるには、移植してもらう臓器がなければ実現しません。臓器を提供してくださる方を「ドナー」といいます。朝日新聞が追っかけているようなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本ではこのドナーが圧倒的に不足しています。それで、移植医療を希望しながら何十年も臓器提供を待ち続けている人がたくさんいます。
「三途の川は、五体満足で渡りたい。」
そんな宗教観念が、日本には根強いのだそうです。生命倫理の問題も絡み、ちょっと話題にしにくいテーマです。いろーんな考え方の人がいます。
オーストラリアでは、自動車運転免許を取得する際、必ず交通事故で脳死・心臓死となった場合の臓器提供意思確認を行うそうです。そして運転免許に、その意思が明記されているのだとか。
日本では、社団法人日本臓器移植ネットワークなどが、意思表示カードを配布しています。テレビCMで投票政党を決定しちゃうような、そんな国民がマジョリティであるここ日本では、その影響力なんて雀の涙ほど。でもこうした地道な作業を通して、少しでもたくさんの方にこのことを知っていただくしか今はないんですね。
私も勇気を出して、自分にできることを始めてみようと思い、こんなことを書いてみました。押し付けがましくなく表現できたかとても心配です。そんなこともあるんだな、と、たくさんの情報のひとつとしてお耳にいれていただければ、幸せです。
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